てのひらスケッチblog

2020年に娘を出産した30代です。妊娠・出産・子育てについての驚きを好きなイラストを交えて書いていきます。

娘を連れて免許更新へ

今日は私の運転免許更新のために、夫と娘と光明池運転免許試験場へ行きました。

広いベビールームがあり、とても助かりました。入り口を入って左手の奥。

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・子連れの男性も利用できる
・結構広い
・靴を脱いであがる
・ベビーベッドあり
・絵本などあり
・消毒液あり
・授乳はカーテンでスペースをわける


9時半~11時過ぎまで、夫&娘の2人で利用。その後、私も合流して授乳などしました。この間、他の利用者さんはいなかったため、ゆったり自由に使わせていただきました。


講習会場は、窓を開けて換気をしていました。ベビールームも窓を開けて、ブラインドをしています。今の季節は、過ごしやすい気温なので、ちょうど心地良かったです。寒い時は換気が大変ですね。


娘はご機嫌に過ごしてくれたみたいです。夫はみっちり相手をしてくれて、少し疲れたようでした。いつも、ありがとう!

コロナ禍の妊娠・出産

緊急事態宣言の延長など、不安なニュースが多いですね。昨年の私はこんな一年後、予想していなかったです。「きっと今より状況はよくなっているだろう」となんとなく思っていました。ニュースを見ると気が滅入るので、少し制限しつつ、娘と家でゆっくり過ごすようにしています。

妊娠がわかってから、出産まで2020年5月~12月。コロナ禍の影響をしっかり受けました。イベント・講習・付き添い関係は、色々と制限がかかりました。


○制限されたこと色々
○その中で、大変だったことよかったこと

などを中心に書いてみたいと思います。
※あくまで私の場合です。地域や時期によって違うと思います。



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【母親教室】→人数制限、参加は母親のみ
住んでいる区が主催する全3回の母親教室は、受講者の人数制限が厳しくなったため、申し込みの電話はしましたが、受けることが出来ませんでした。また、通常であれば、父親と二人で参加可能なプログラムでしたが、参加できるのは母親一名のみとのこと。沐浴指導など夫と一緒に受講したかったです。

【戌の日の安産祈願】→参加は本人のみ
参拝したのは規模が大きく有名な神社。ご祈祷は妊婦のみでした。うち以外の夫婦も夫は待合室まででした。夫のみなさん、一人で所在無さげに妻を待っていました。

【病院の付き添い】→なし
私は一人でも全く問題なかったです。待合室がすいているのは良かったです。夫は赤ちゃんの心音が聞けないので、寂しかったかもしれませんが。なので、「エンジェルサウンズ」という機械を買いました。これは、臍の緒を血液が流れる音とか、赤ちゃんの心音を家で簡単に聞くことができます。赤ちゃんの成長に従って、心音が力づよくなっていくのが感じられました。あと、臍の緒の音がすごく聞こえる!血液をしっかり送れてるのね~と嬉しかったです。妊娠中、夫は母親よりも赤ちゃんの成長をイメージしづらいかと思いますが、少しは共有できたかな?と思っています。


【里帰り時期】→コロナ禍の影響で4週間早くなる(うち2週間は里帰り先で待機)
これは、ちょっと大変でした。里帰り出産の場合、一般的に32週までにお世話になる病院を受診しなくてはいけません。ですが、問い合わせたところ、「28週までに初受診して下さい。また受診する2週間前には帰省先に戻り、体調観察して下さい」とのこと。26週で実家に帰らなくては行けない!それは仕事の都合上、さすがに難しいと交渉し「30週までに初受診。28週までに帰省」に落ち着きました。職場には上手く調整してもらいました。
また、里帰り中は決められた地域から出てはいけない、出た場合は再度2週間隔離すること。早く帰省する上、なにか用事(仕事など)で急な呼び出しがあっても動けないのです。この対応については、地域や病院で結構差がありそうです。里帰り出産を希望している人は、早めに直接、病院に電話して聞くのがよいと思います。私の場合は、里帰り先はコロナ患者は少なめでしたが、隣県でコロナ患者が多かったこと、また出産病院がその地域の中心的な総合病院であったため、制限は強かったのかもしれません。
それでも、里帰り出産を受け入れてくれただけで有難い。近い時期に出産した知り合いは、里帰り先(福岡)、居住地(東京)で里帰り出産を断られたと聞きました。北海道でも院内クラスターで妊婦が転院を余儀なくされる等のニュースを見ると、自分が産みたい場所で産めたことは、本当にありがたかったです。


【出産前のPCR検査】→出産予定日の2週間前に受けました
県が出産前の妊婦を対象に実施しており、検査費用は無料でした。承諾書を提出し、説明を受けた上で事前に容器を持って帰り、次の妊婦健診当日に唾をいれて提出。結果は3日後にでるが、陽性でない限り、連絡はなし。先生に「もしも、陽性だったらどうなるんですか?」と聞くと、「この病院では分娩対応できないので、(ここから車で3時間の)○○市の大学病院で出産になります」とのこと。里帰り先の地域はコロナ患者がほとんど出ていない場所、且つ私は用心して外出も控えていました。ただ、夫が住む地域はコロナ患者がかなり、多い都市部。万が一を考えて、夫には出産前の1ヶ月は会いませんでした。これは、結構悲しかったです。会えないことよりも、会おうと思えば会えるのに、来ないでほしいと自分の判断で伝えることが心苦しかったです。でも、もしも妊娠後期、コロナ陽性での出産になったら、転院の上、帝王切開、その後子どもとは隔離されると思ったら…かなり可能性が低いと頭では分かっていても、夫に会うことは出来ませんでした。
PCR検査の結果は陰性で全くの杞憂だったのですが。


【出産の立ち会い】→なし
これは、残念でもあり、内心ほっとしたところもあります。バースプラン、私のイメージは「猫が軒下で子どもを生むみたいに、ひっそりしたい」でした(笑)一方で「家族が立ち会う良いお産」みたいなイメージも少しはあって、立ち会いをするかどうか迷っていました。コロナの影響で、悩む必要はなくなりましたね。お産に集中しました。遠方にいる夫の仕事調整も不要となりました。(もし、立ち会うのなら、里帰り先の病院まで車で片道4時間&とんぼ返り&繁忙期でした)


【入院中の面会】→なし
5日間の入院で、途中、洗濯物などの受け渡しは、母親が病院の受付に持ってくる→病院内で職員さんが産婦人科へ持ってくる→看護師さん→私、という流れでした。この時、母親に渡したいものがある時は、逆の流れになります。母親はしばらく受付周辺で待機でした。看護師さん達の手をわずらわすのが申し訳なかったです。出来るだけ、下着や着替えは多めに持っていきました。
生まれたての娘を家族に見てもらえないのは残念でしたが、私は周りに気をつかわず、ゆっくりしました。産後は予想以上にしんどかったので、体を休めることに集中出来て、よかったかもしれません。ただ、誰かと話したい気持ちはありました。家族に電話する時は、お下が痛くて歩きづらい体を引きずりながら、病室から談話室みたいなところへ移動していました。

・・・・・・・

こうやって思い返していくと、私は性格的に(割りと一人が好き)コロナ禍の精神的なダメージは少なめかもしれません。入院中など、身体的に楽な部分もありました。


一方で、思います。立ち会い出産を強く希望していた人は悲しかっただろうな…つわりがすごくきつい人は一人で病院へ行くのが不安だったかな。里帰り出産出来なかった人は、お産の後のサポートは受けられたのかな。等々…


昨年の出生数はコロナ禍の影響で、前年に比べ下がったようですね。生活しているだけで不安なのに、その中で妊娠・出産をする…ためらう気持ちはわかります。娘が産まれて「コロナ禍で大変だったでしょう」と周りからよく言われます。確かに、上記のような苦労はありました。でも、いつでも平穏なわけではなくて、例えば震災の年も子どもは産まれている。そして、その子を育てるために必死になっている人達がたくさんいる。そう思うと、ちょっと強くなれそうな気がします。


↓生まれたての娘、ふにゃふにゃ新生児
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出産後のおっぱいばなし

妊娠・出産後、「こんなの聞いてないよ!」と思った話し、おっぱいについてです。

出産前、陣痛や分娩、産後の寝不足などについては体験談等を読んで「大変なんだなぁ」と思っていました。(それでもなかなか、イメージするのは難しかったですが)
しかし、産後に一番頭の中を占領したのは「おっぱいのこと」でした。

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○授乳は誰でもできることだと思っていた
○実際はすごく練習がいる!(個人差ありまくり)
○それでも…授乳はとても楽しく、時々憂鬱


赤ちゃんを生んだら、母乳は自然にでるものだと思っていました。なんたって私、哺乳類ですし。しかし、私の場合はすごく練習がいりました!乳頭が切れる、真っ赤な水膨れができる、おっぱいがカチカチになる、痛くなる、痛すぎて肩・背中がバキバキになる、寒気がする、熱が出る、かゆくなる、ただれる、おっぱいにキャベツをはる、馬油をぬる、ワセリンをぬる、補助具をつける、乳頭がつまる、お風呂で乳をしぼる、、、など苦労の末、少しずつ授乳が安定していきました。最初は私の未熟さ(体勢やくわえさせ方、乳首の固さなど)に加え、娘の吸う力が弱く、1ヶ月程はミルクと母乳の混合でした。


この間「辛すぎて母乳やめたい…」と何度も思いました。ですが、出産した総合病院とは別の助産院の助産師さんに何度か母乳マッサージとアドバイスをしてもらい続けることができました。

「初産婦さんは最初、上手くいかないのが普通だよ。完全母乳にこだわりすぎず、ミルクもうまく使って頑張りすぎなくていいわよ~」

こう助産師さんに言ってもらい、「めちゃくちゃおっぱい痛いけど、授乳をしなければ…!」という強迫観念がぬけて、気持ちが楽になりました。本当にありがたい。彼女のアドバイスに従い、最初は乳頭を保護する補助具をつけ、傷を治し、ミルクで赤ちゃんに満足感与え、自分の睡眠を確保することで、母乳も少しずつよくでるようになりました。またこの助産師さんのおっぱいマッサージがすごく優しく、気持ちよかったです!


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(※母乳マッサージのこと※)
総合病院の助産師さんにもマッサージしていただいたんですが、正直痛かったです…。母乳マッサージの手技・知識には個人差があるようなので、事前に口コミなど調べた方がいいと思いました。おっぱいが痛い!と朦朧としている頭では、そんな余裕がないので、生む前にやるべきことかも。大体のことは産まれてからどうにかなりましたが、頼れそうな母乳相談先を検討つけておく、これは切実にやっておいた方がいいです。自分が完全母乳育児したいか、食事制限をどのように考えるか、なども含めて考え方が近い助産師さんが見つかるといいですね。産院の助産師さんが上手な方だと一番いいですが、大きな病院だと複数助産師さんもいますので。総合病院の助産師さんには、色々相談にのってもらいましたし、本当にお世話になったので感謝しています。ですが、おっぱいに関しては私と考えが合わなかったかな~と思います。
・・・・・・・

この上手く授乳ができてないときに、他の人から「おっぱいは、よくでてるの?」とか聞かれると(頑張ってるけど難しいんですよ…トホホ)と哺乳類失格的な気持ちになって、心の中でしょげていました。子育て経験者の女性から「私はおっぱいよくでたから!」と言うのをちょこちょこ聞きます。言葉そのままで他意はないのでしょうが、自分が出なくて不安な時は気になってしまったり。なので、もし自分が初産婦さんに会ったら「私はおっぱい苦労したよ~でもゆっくりやったら、ちゃんと赤ちゃん飲んでくれたよ」くらいの感じ(どんなかんじだ)で言いたいです。


マイナスなことばかり書いてしまいましたが、上手くいきだすと、授乳は楽しいです!何よりおっぱいを一生懸命飲んでいる娘が可愛い。小さい手で自分のほっぺたや私の胸をペタペタしながら、ごくごく飲んでいる姿に癒されます。そして、出かける荷物が少なくなるのがありがたい。現在、安定した授乳ライフをおくっていますが、まだ時々、乳頭に傷ができたり、おっぱいがはったりと憂鬱なことも。
一方、ミルクは誰でもあげられるし、母親の身体的な負担がヘルプという素晴らしいメリットがあります。どちらも選択肢としては、ありですよね。


出産を乗り越えたら、次は授乳という山があった…まだまだ未熟な私の体験談でした。赤ちゃんが産まれてくるとなかなか身動きがとれないので


○近くの母乳相談先を検討しておく
○完全母乳・混合・ミルクのどれにしようか検討しておく(実際は母乳が出づらい人もいるそうなので、決めきらなくていいと思います)
○新生児用の哺乳瓶など最低限のミルクの用意をしておく


といいんじゃないかと思いました。うちは、最初が混合だったので、たくさんミルクを買ったんですが、その後、母乳のみで大丈夫になりました。結果、かなり余ることに。母乳の出は個人差があるし、赤ちゃんの個性(吸うのが弱い子など)もあるみたいです。産まれる前に情報収集はするけど、理想を決めすぎす、用意する。そして、赤ちゃんと自分の体と相談しながら、臨機応変にやっていきたいですね。あまり理想(完全母乳じゃないと!とか)にとらわれるとしんどいので。


上のイラストは娘を生んではじめての授乳の後、病院のベットで思い出しながら描いたものです。現在、2ヶ月ぶりにおっぱいトラブル中で苦しんでいますが小さい新生児の娘を思い出してほっこりしてます♪


今日も、全てのお母さんのおっぱいが健やかでありますように…


〇お世話になった乳頭保護器

〇新生児用哺乳瓶

最近の娘のお気に入り【生後4ヶ月】

最近の娘

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うつぶせが出来るようになってきました。(寝返りはまだ)1ヶ月前は、うつぶせにしても首があまり上げられなかったのですが、だんだん頭をしっかり上げて、しばらく過ごせるようになりました。
そんな娘に「赤ちゃん腹ばいクッション」

腹ばいにした赤ちゃんを母乳クッションみたいなC型のクッション部分にのせると、楽に腹ばいできます。うちの娘は、腹ばい練習の最初は、タオルをおったものをはさんだり、親が少し手で支えてあげてました。このクッションを使うと、本人楽そうです。
クッションには、カシャカシャの布と、おもちゃ3つがついており、あきない仕様。娘はおもちゃより、このカシャカシャの布が気に入ったみた様子。ひたすら布をカシャカシャいわせています。
最近、私の服や夫の髪の毛をつかむのが好きで、指先を真剣に見ながらつかんだり、離したりを繰り返しています。

腹ばいにする時以外でも、おもちゃをはずして(3つとも取り外し可能)遊んだり、寝転んでカシャカシャ部分で遊んでます。まだ積極的に一人で遊べるわけではないので、ありがたい~

買ったときは、これ受けるのかな?と思いましたが、まずまず好評です。赤ちゃんが好きなものって大人の感覚だとわかりにくいですね。

出産時のお下のはなし

出産時に
「こんなの聞いてないよ!」
と心の中で叫んだ、お下の話です。
産後の会陰まわりの惨状、肛門のちょっとした惨劇について…

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出産のイメージといえば、やはり陣痛の痛み。怖いですよね。でも、色々お産について調べていくと、「会陰切開」という恐ろしい言葉にも出会います。

「会陰切開」とは…赤ちゃんの頭が出てくる時に、会陰がさける事があるため、そのダメージを少なくする施術。あらかじめ会陰をぱちんと切るそうです。麻酔もなしで…これはインパクトが大きいからか、出産関係の雑誌や記事には、会陰切開の情報が結構出てきます。体験談とか、会陰をのばすマッサージとか!
私も会陰切開は嫌だなぁ…と思っていましたが、特に対策せず。…幸運にも切らずに出産できました!

分娩時間は7時間30分で、出血も少なく安産でしたが、それでも体はへろへろ。足腰はがくがく。そして、産後の初トイレは泣きました…力の入れ方を忘れている。でも、オシッコが出ないと管(!)をいれると言われて、水を飲みまくって頑張って出しました。オシッコがヒリヒリとしみる…!

そして翌日の夕方、お産後初のシャワー。ヒリヒリしみるお下にそっと手をやると…
「た、たらこが2つある…!」
食べ物で例えてすみません。でも厚みがそんな感じでいつもと全然違いました。そして、恐る恐るおしりを触ると、
「く、黒豆が1つ…!」
昨日まではなかった出っぱりが、ぷりっと出現していました。

「これは、大変なことになっている…」と思いつつ、その日は看護師さんに相談できず。翌日の朝、悪露を見に来てくれた40代後半の看護師さんに

私:「おしりにイボみたいなのができてるんです…」
看護師さん:「私も出産の時、いぼ痔ができたよ~」
私:「...えっ!」
看護師さん:「出産の時は、排便の何倍も力をいれるからね。ぷりっとでたりするのよ。私は自分で押し込んだわ。」
私:「そうなんですか...。会陰も切れてないはずなのに、結構痛いんです」
看護師さん:「赤ちゃんが出てくるとき、擦れるからね。傷が出来てるかも。ちょっと辛いけどトイレは我慢しないでね」

看護師さんのさらっとした感じ(親切でした)からすると
(この症状は、普通らしい...!)
後でネットで調べると、おしりがカリフラワーみたいになる人もいるそうです。(怖すぎる)いぼ痔は妊娠中の悩みでもよく聞きますが、幸い私の妊娠中は、お腹がゆるめでした。また、高校生の頃、さくらももこさんの「そういうふうにできている」を読んで、妊娠中の便秘の辛さが強烈に印象に残ってたので、少しでも便秘気味になろうことなら、水分をとりまくり、お芋やきのこを食べていました。痔にならずに妊娠期間を乗りきったのに…。
余談ですが、この「そういうふうにできている」はさくらももこさんが息子の妊娠、出産、命名などの顛末を面白おかしくつづっています。高校生の自分にとって妊娠・出産は遠い話でしたが、随分楽しく読んだ覚えがあります。
そういうふうにできている (新潮文庫)

私のいぼ痔は、その後排便時に出血して泣かせてくれましたが、1ヶ月ほどで治まりました。看護師さんからは「痔や便秘が心配なら、便をやわらかくするお薬があるから、退院前の検診で先生に伝えたらいいよ」と教えてもらいました。また、ヒリヒリのたらこさんも数日で無事にもとに戻り、痛みもなくなりました。体の回復力すごい!

お下の話は、なかなか話にくい内容ですが、だからこそ少しでも知っていたかったなぁ~と思います。「私だけじゃない」って心づよいですよね。

体重管理で戸惑った話【妊娠前→出産後の変遷】

久しぶりに体重計にのると、48.0kg
ほぼ、妊娠前にもどりました!

妊娠中の体重管理悩みますよね。
私も妊娠36週(大体出産予定日の1ヶ月前)に体重増が+10kgを越えた時は、あせりました...
食事が美味しく感じるし、普通に食べているだけで、増える!健康的な食事は赤ちゃんのためにも大切ですし、運動もした上で増えるのは仕方ないかなと。でも、私が戸惑ったのは「病院の先生によって指導(めやす)が違う…!」ということでした。


そして今、1年前の自分に言葉をかけるとしたら...

「先生の言うことを重く受けとめ過ぎない」
「自分の心と体のバランスに気をつけて、気持ちが楽な選択をする」

極端な場合は健康的に問題があると思いますが、あまりピリピリしなくてよかったなぁと思います。周りの話や情報に惑わされ過ぎない。体重管理だけに限った話ではないですが。

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詳しく書いていきます。

私は、妊婦検診に通った病院1→里帰り先の助産院→里帰り先の受入れ病院2と3つの病院にいきました。それぞれの先生の指導は…

○病院1 「10kg以内の増加を目安に」
助産院 「10~12kgくらい大丈夫、あんまり増えないと産後の体力にも関わるから無理に制限し過ぎなくてよい」
○病院2 「8kg以内の増加を目安に」

病院2の8kgは妊娠32週で既にオーバー!でも、強く指導はされませんでした。「体重増加に気をつけてね~」と優しい感じ。

ちなみに母子健康手帳には下記の通り↓
BMI18.5未満(痩せ) →9~12kg増
BMI18.5以上25未満(普通)→7~12kg増
BMI25以上30未満(肥満)→ 個別対応

自分の親世代は15㎏、18㎏とかこの基準よりかなり増加の人が多い印象でした。姉や従姉達は、13㎏増くらいが多い印象。そして私は、妊娠39週時点で12.46㎏増でした。なかなか基準内におさまっている人はいないな~と感じていたのですが...先日ニュースで妊婦の体重増加の目安について取り上げられていました!!

2021年3月6日、日本産科婦人科学会が妊娠中の女性が出産までに増やすべき体重について新たな指標を公表。それによると…

妊娠前のBMIを基準として、
BMI18.5未満(痩せ) →12~15kg増
BMI18.5以上25未満(普通)→10~13kg増
BMI25以上30未満(肥満)→ 7~10kg増

いずれも従来の指標よりも増量ですね!日本では体重2500g未満の「低出生体重児」が約40年間で約1.8倍と先進国では異例の事態が続いていることを鑑みた調査・指標の改定だそうです。

低出生体重児」の増加…心配です。それに妊娠中、太りたい訳ではないのに、増やし過ぎるなとプレッシャーをかけられるのは辛いので改定されて良かったのではと思います。
...というか前の基準が現実的ではなかったのでは...???

改めて、
「先生の言うことを重く受けとめ過ぎない」
「自分の心と体のバランスに気をつけて、気持ちが楽な選択をする」

こんなもんでよいな♪と思います。
そして今、母乳育児をしていると体力いります!
だからやっぱり、妊娠中はしっかり食べてそれなりの体重が必要だなと感じています。


ちなみに私の体重変遷は以下の通り↓

2020.5月 妊娠10週4日 47.60kg
6月 妊娠14週4日 47.70kg(+0.1kg)
7月 妊娠18週2日 49.70kg(+2.1kg)
8月 妊娠22週2日 51.00kg(+3.4kg)
9月 妊娠25週5日 52.90kg(+5.3kg)
9月 妊娠27週5日 53.20kg(+5.6kg)
10月 妊娠30週0日 55.00kg(+7.4kg)
10月 妊娠32週1日 56.00kg(+8.4kg)
11月 妊娠34週0日 57.15kg(+9.55kg)
11月 妊娠36週1日 58.40kg(+10.8kg)
12月 妊娠37週1日 58.65kg(+11.05kg)
12月 妊娠38週1日 59.50kg(+11.9kg)
12月 妊娠39週1日 60.06kg(+12.46kg)

2021.1月 産後10日 54.00㎏(+6.4㎏)
   2月くらい 52.00㎏(+4.4㎏)
4月 産後4ヶ月 48.00kg(+0.4㎏)←今ここ